開発環境のセットアップ
このリポジトリには、コードフォーマット設定、型チェック設定、ソフトウェアテスト設定が含まれています。
これらは astral-sh/uv に強く依存しているので、まずそれをインストールする必要があります。あるいは、Visual Studio Codeのdevcontainerを使って全自動で設定することもできます。
Blenderのアドオンフォルダにレポジトリにリンクする #
開発用のソースコードは main ブランチにあります。ブランチ内の src/io_scene_vrm フォルダがアドオン本体です。
そのフォルダへのリンクをBlenderの addons
フォルダ内に作ることで効率的に開発をすることができます。
# レポジトリのセットアップ
git checkout main
# Blender 4.2以上の場合
# Linux
ln -s "$PWD/src/io_scene_vrm" "$HOME/.config/blender/BLENDER_VERSION/extensions/user_default/vrm"
# macOS
ln -s "$PWD/src/io_scene_vrm" "$HOME/Library/Application Support/Blender/BLENDER_VERSION/extensions/user_default/vrm"
# Windows PowerShell
New-Item -ItemType Junction -Path "$Env:APPDATA\Blender Foundation\Blender\BLENDER_VERSION\extensions\user_default\vrm" -Value "$(Get-Location)\src\io_scene_vrm"
# Windows Command Prompt
mklink /j "%APPDATA%\Blender Foundation\Blender\BLENDER_VERSION\extensions\user_default\vrm" src\io_scene_vrm
# Blender 4.2未満の場合
# Linux
ln -s "$PWD/src/io_scene_vrm" "$HOME/.config/blender/BLENDER_VERSION/scripts/addons/io_scene_vrm"
# macOS
ln -s "$PWD/src/io_scene_vrm" "$HOME/Library/Application Support/Blender/BLENDER_VERSION/scripts/addons/io_scene_vrm"
# Windows PowerShell
New-Item -ItemType Junction -Path "$Env:APPDATA\Blender Foundation\Blender\BLENDER_VERSION\scripts\addons\io_scene_vrm" -Value "$(Get-Location)\src\io_scene_vrm"
# Windows Command Prompt
mklink /j "%APPDATA%\Blender Foundation\Blender\BLENDER_VERSION\scripts\addons\io_scene_vrm" src\io_scene_vrm
コードフォーマットの実行方法 #
- astral-sh/uv をインストールする。
- リポジトリの
tools\format.bat
をダブルクリックして実行する。
Visual Studio Codeでのコードフォーマットの実行方法 #
- astral-sh/uv をインストールする。
- Visual Studio Code のターミナルで
uv sync
コマンドを実行する。 - Visual Studio Code の
Format Document
を実行する。
Visual Studio Code の Ruff
拡張機能を使っても同じ結果が得られる。
型チェックの実行方法 #
- astral-sh/uv をインストールする。
- リポジトリの
tools\lint.bat
をダブルクリックして実行する。
Visual Studio Codeでの型チェックの実行方法 #
- astral-sh/uv をインストールする。
- Visual Studio Code のターミナルで
uv sync
コマンドを実行する。 - Visual Studio Code に
Ruff
、Mypy Type Checker
、Pylance
拡張をインストールする。 - タイプチェックをしたい py ファイルを開く。
ソフトウェアテストの実行方法 #
- astral-sh/uv をインストールする。
- リポジトリの
tools\test.bat
をダブルクリックして実行する。 - Blenderが見つからないという趣旨のエラーが表示されたら、環境変数
BLENDER_VRM_TEST_BLENDER_PATH
に Blender 4.2 または 3.6 または 3.3 または 2.93 の exe ファイルのパスを設定する。
Visual Studio Codeでのソフトウェアテストを実行方法 #
- astral-sh/uv をインストールする。
- Visual Studio Code のターミナルで
uv sync
コマンドを実行する。 - Visual Studio Code の左のアイコンから
Testing
を選択する。 Configure Python Tests
を選択する。- テストライブラリとして
unittests
を選択する。 - テストフォルダとして
Root Directory
を選択する。 - テストファイルパターンとして
test_*
を選択する。 Run Tests
を押す。Blender not found
というエラーが表示されたら、環境変数BLENDER_VRM_TEST_BLENDER_PATH
に Blender 4.2 または 3.6 または 3.3 または 2.93 の exe ファイルのパスを設定する。
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