メニューの ファイル → インポート → VRM(.vrm) を選択することで、VRMのインポートダイアログが表示されます。VRMファイルを選択して 開く ボタンを押すとシーンにVRMファイルが展開されます。

オプション
✅ テクスチャ画像をフォルダに展開
VRMファイルの配置場所と同じ場所にフォルダを作成し、VRMファイル内に存在するテクスチャを展開します。 チェックをしない場合、テクスチャは現在編集中の .blend ファイル内に埋め込まれます。
✅ すでに存在するテクスチャ画像フォルダを上書きしない
テクスチャ画像用のフォルダ作成時に、既にフォルダが存在している場合は連番を付与し、 フォルダの上書きが発生しないようにします。
✅ 3Dビューをマテリアルプレビューに設定
VRMファイルの読み込み後、3Dビューポートのシェーディング設定をマテリアルプレビューに設定します。 こちら、Blenderに慣れている人にとってはあまり意味のない設定ではありますが、 まだ慣れていない人がインポート直後に、別プラットフォームでの表示とほぼ同じ表示を再現することによって、 テンションを上げて欲しいという思いがあります。
✅ ビュー変換を「標準」に設定
VRMファイルの読み込み後、カラーマネージメントのビュー変換を「標準」に設定します。 VRMファイルはBlenderのデフォルトのビュー変換設定と相性が悪く、若干くすんだ表示になることが多いです。 ビュー変換を「標準」にすることで、この問題を解決します。
✅ アーマチュアのビューポート表示を「ワイヤーフレーム」に設定
VRMファイルの読み込み後、アーマチュアのビューポート表示を「ワイヤーフレーム」に設定します。
✅ アーマチュアを最前面に表示
VRMファイルの読み込み後、アーマチュアを最前面に表示します。
✅ ボーンの形状表示をデフォルトのものにする
VRMの親仕様であるglTF形式の公式インポーターは、ボーンの形状表示をICO球などに自動で変更することがあります。 しかし、アドオン作者としては、主に人型のアーマチュアが展開されるVRMファイルに対してはこの動作は不自然に感じています。 これを抑制し、デフォルトの角錐に設定します。
✅ MToonアウトラインのプレビューを有効にする
VRMに含まれるトゥーンシェーダーである「MToon」は、アニメ風のアウトラインの描画機能を含みます。 こちらは背面法により実装されているため、有効にすると統計オーバーレイに表示される頂点数が増えたり、 ビューポートの動作負荷が高まることがあります。無効にすることで、これらの問題を解決できます。